⚫︎魂のよし笛奏者、ちょいまる →English英文ページへ
川の風を、音に変える──
そんな笛を吹く人がいます。
その名は、ちょいまる。
セイタカヨシの茎から生まれた一本の笛に、
自然のゆらぎと、人の想いを込めて奏でる、魂のよし笛奏者です。
2008年、よし笛事業を立ち上げ、
楽器づくりから演奏、流域交流、そして神話地図まで──
すべての活動に、「自然の心を人の心へ」という理念が息づいています。
演奏地は、川辺だけではありません。
お城、社寺、ホール、ダムの中──
水の記憶が残る場所なら、どこでも音が生まれるのです。
ちょいまるの音は、ただ聴くだけではありません。
風景とともに、心に染み込んでくる。
それは、自然と人をつなぐ、音の架け橋。
──魂のよし笛奏者、ちょいまる。
⚫︎ちょいまる式よし笛紹介
川辺に立つヨシの茎──
風に揺れるその姿を見ていると、「この植物には水辺の音がある」と感じたんです。
よし笛は、セイタカヨシのしっかりした茎を使って作ります。
見た目は素朴だけど、吹いてみると澄んだ音がすっと広がって、
まるで川の流れや鳥の声と一緒に響いているような気がするんです。
昔の日本は「豊葦原瑞穂の国」と呼ばれていました。
ヨシと稲──水辺に生えるこのふたつの植物は、命の源として大切にされてきました。
『古事記』には「葦牙(あしかび)」という言葉が出てきて、
ヨシの芽吹きが、生命の始まりそのものとして描かれているんです。
そんなヨシから生まれたよし笛には、
自然のゆらぎや、聞こえない音の力が宿っていて、
今の時代にこそ必要な「癒しの音」を届けてくれます。
川と人、自然と心をつなぐ──
よし笛は、音で結ぶ橋のような存在なんです。
⚫︎自然界ミュージック
川のせせらぎ、森のざわめき、鳥の声──
自然の音って、なんだか心にすっと入ってきますよね。
規則的なのに、ちょっとだけ不規則。
その「ゆらぎ」が、人の感性にちょうどいいんです。
よし笛の音にも、その自然界のゆらぎが含まれていて、
聴いていると、気持ちが落ち着いたり、呼吸が深くなったりします。
都会にいても、部屋の中でも、川辺にいるような感覚になれる。
そんな音楽を「自然界ミュージック」と呼んでいます。
「水神さまありがとう」っていう曲は、
水の循環と人の暮らしをテーマにしたよし笛のオリジナル曲です。
実際にゆらぎ解析ソフトで調べたら、
ちゃんと“自然の中心値”が出てきて、科学的にも証明されました。
歌詞がなくても、メロディーと息づかいだけで、
心が動く──それが、自然界ミュージックの力です。
⚫︎よし笛演奏地カード
よし笛を吹いた場所には、音の記憶が残ります。
川のほとりだけじゃなくて、お城や社寺、ホールの中でも──
その土地の空気や歴史が、音に染み込んでいくんです。
「演奏地カード」は、そんな音の風景を記録するカードです。
写真とともに、河川名、水系、大阪湾からの流路距離などを載せています。
たとえ川のすぐそばじゃなくても、近くの流域データを参照して、
その場所がどんな水の文化につながっているかを感じられるようにしています。
カードを見れば、「この音は、この土地の水と空気から生まれたんだ」と思える。
音楽で流域を旅する──それが、演奏地カードの楽しみ方です。